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こんにちは。
試用期間のクビで会社都合退職したザキです。
本記事では、会社が離職票を会社都合にしてくれないときの対処方法を解説します。
離職票を確認したら、自己都合退職になってて焦っていませんか?
自己都合退職にされて、怒りがこみ上げてきませんか?
離職票が自己都合退職でも、ハローワークで手続きすれば会社都合に変えられます。
ただし、いくつかの条件をクリアする必要があるのです。
今回は会社都合退職を経験した私が、ハロワでの手続き方法や会社が自己都合にした裏側の理由を暴露します。
ぜひ参考にしてください。
会社都合にしてくれないとヤバイ【実体験】
会社都合退職のはずなのに、離職票をみたら自己都合退職にされている…
もし、そのような状況なら、今すぐ会社に言って、変更しましょう。
しかし、辞めた会社には連絡したくないし、このままでいいかな、と考える人もいるでしょう。
しかし、それはヤバいです。
自己都合退職と会社都合退職は全く違います。
まず、失業手当の貰える金額が全く違います。
自己都合退職は90日しかもらえませんが、会社都合退職は最長で360日もお金がもらえます。
さらに、会社都合退職は、会社に責任があるので、転職で有利になります。
しかし、自己都合退職は、転職有利にはなりません。
このように、会社都合退職のほうがメリットが多いです。
そのため、会社が離職票を会社都合にしてくれないのは、かなりやばいです。
会社がダメなら、ハローワークで変更してもらいましょう。
会社都合退職となる主な5ケース
会社都合が認められる5ケースについて紹介します。
会社の業績悪化や倒産による退職
一度に大量の退職者が出たとき
入社前の労働条件と実務労働が乖離していたことによる退職
ハラスメントを受けていたために自ら退職した場合
給与の支払いが遅れたり、未払いが発生した場合の退職
会社の業績悪化や倒産による退職
会社の業績悪化や倒産がによる退職は会社都合退職になります。
企業が経営改善する楽な方法は、人件費を削減することです。
一番コストがかかる人件費を削った方が、手っ取り早いのです。
本ブログの運営者の私は、部署の赤字が続き、クビになりました。
実体験からも言えますが、会社都合退職になるケースです。
一度に大量の退職者が出たとき
1つの会社から短期間に大量の退職者が出ることも、会社都合退職のケースです。
経営上の理由により、大量の従業員が一斉に解雇されることがあり、これは会社都合退職です。
経営難だけではなく、企業が過去に違法行為や不祥事が発覚すると、企業は社会的信用を失います。
さらに事業の撤退により、大量の従業員が一斉に解雇されることがあります。
これも従業員ではなく、会社側の都合による労働契約の解除なので、会社都合退職になります。
労働条件と実務労働が大幅に違った場合の退職
入社前の労働条件と実務労働が大幅に違った場合、会社都合退職が適用されます。
なぜなら、従業員は入社時に提示された条件に基づいて働くことが法律で決められているからです。
たとえば、勤務時間や休日、給与などが実際の労働環境と異なる場合があるでしょう。
自ら退職しても会社都合退職になります。
しかし、労働条件と、実際の労働が全く違っていたという証拠は残しておきましょう。
(勤怠の時間が書いてあるカードなど)
退職した後では証拠は確保できないので、注意しましょう。
ハラスメントで自ら退職した場合
ハラスメントで自ら退職するケースも会社都合退職です。
従業員の心身に大きな傷を与える職場でのハラスメントは、会社が引き起こしたものです。
上司や同僚からの性的な嫌がらせ(セクハラ)や、到底無理な量の仕事を振られるようなパワハラが該当します。
苦しいですが、セクハラやパワハラを受けた証拠は必ず残しておきましょう。(録音やメール文面の保存)
ハローワークの窓口でハラスメントの証拠をだして、証明されれば会社都合退職になります。
このように、自主的な退職でもハラスメントが原因であれば、会社都合退職になります。
給与の支払いが遅れたり、未払いが発生した場合の退職
会社から給与の支払いが遅れたり、未払いが発生した場合も、会社都合退職になります。
なぜなら、給与を払えない会社を退職することは、従業員に責任はないからです。
労働の対価のお金を払えない企業が悪いのです。
そのため、自ら退職しても会社都合退職になります。
ただし、給与の未払いや遅れがあったことを示す証拠を残しておきましょう。
たとえば、給与明細や給与口座の通帳は残しておきましょう。
会社都合退職のメリット
会社都合退職になれば、いくつかメリットがあります。
それぞれ詳しく解説します。
・失業手当が満額受給できる
・税金の減免が受けられる
・退職金が多めにもらえる
失業手当が満額受給できる
会社都合退職の場合、失業手当を早めに、満額受給できます。
自己都合退職だと、受給期間は90日間で、受給金額は減らされます。
実際に、会社都合退職になった私も失業手当を120日間、満額受給しました。
会社都合退職における失業保険の申請方法、持ち物など、次の記事で解説しています。
クビになった私にとって、失業手当がどれだけ心強かったことか。
失業手当があるというだけで、金銭的に安心できました。
あるから大丈夫、それだけで仕事探しも気持ち余裕をもてたなと思います。
安心材料となりました。
このように、失業手当が満額受給できるだけで安心感が全く変わってきます。
税金の減免を受けられる
会社都合退職は、社会保険料や年金の一部免除を受けられます。
失業者に対して、税金の負担を一時的に減らす仕組みがあります。
たとえば、所得税、国民年金は減免が受けられます。
本ブログ運営者の私は7か月間の年金が全額免除になりました。
毎月2万円以上の節約になり、すごく助かりました。
手続きは簡単です。
役所に行って、離職票とマイナンバーカードなどの身分証を見せれば、手続き完了です。
退職後の社会保険料の支払いは別の記事でご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
退職金が多めにもらえる
会社都合退職のメリット3つ目は、退職金が多めにもらえることです。
通常の退職金よりも多めに用意している企業が多いです。
ただし、どれほど多く退職金がもらえるかは、企業によって変わってきます。
もし会社都合退職になった場合は、会社に確認しましょう。
会社都合退職のたった1つのデメリット【解決策あり】
よく言われますが、会社都合で退職すると、転職活動で不利になると言われています。
他社で解雇となった人物を、積極的に採用したい企業はありません。
そのため会社都合による離職は、転職が難しく人生オワタと考える人が多いです。
しかし、実際は違います。
面接で退職の経緯を、企業にしっかり説明できれば転職活動で大きく不利になることはありません。
実際に私は、会社都合退職であることを公開して転職活動していました。
なぜそのような状況になったのか、説明できるように誠意をもって話せれば、このデメリットは解消されます。
自己都合退職のデメリット3選
自己都合退職には3つのデメリットがあります。
失業手当の金額がすくない
国民年金や税金の減免はない
転職で不利
失業手当の金額がすくない
自己都合退職の1つ目のデメリットは、失業手当の支給金額が少ないことです。
なぜなら、自己都合退職だと失業保険をもらえる受給期間が短いからです。
さらに、もらえる毎月もらえる金額に制限があるため、もらえるお金はかなり少なくなります。
このように、自己都合退職は失業手当がすくないので、経済的にきつくなります。
国民年金や税金の免除がない
2つ目のデメリットは、国民年金や税金の免除がないことです。
会社を退職すると、所得税、住民税、年金、健康保険を自分で払わないといけません。
会社に所属しているときは、天引きされていたものを自腹で払う義務があります。
会社都合退職は、税金の減免が受けられます。
実際に解雇になった私は税金を10万円以上、免除してもらいました。
しかし、自己都合退職は、適用されません。
全額自分で負担です。
離職票で自己都合退職になっているなら、必ず会社都合退職にしてもらいましょう。
絶対に後で後悔します。
税金の減免申請した実体験から、税金免除でやるべきことを解説しています。
退職後の社会保険料の支払いは別の記事でご紹介します。
転職で不利
自己都合退職の最大のデメリットは、転職で不利になることです。
なぜなら、自己都合退職は、自分の意思で退職したとみなされるからです。
面接や書類選考で、前職を辞めた理由を説明できないと、不採用になります。
一方で、会社都合退職は転職が有利になります。
なぜなら、自分の意志ではなく、会社の状況による解雇だからです。
実際に本ブログ運営者の私は、会社都合でクビになったことをオープンにしながら転職活動をしていました。
面接では丁寧に解雇について話したので、むしろ面接官には好印象でした。
そして私は年収240万円アップして、ホワイト企業に採用されたのです。
会社都合退職から大幅に年収アップして転職成功した私の実体験は次の記事にあります。
クビから年収アップした転職活動のコツは、次の記事で解説しています。
このように、自己都合退職は転職不利の一方で、会社都合退職は転職有利になります。
よくある質問
よくある質問について解説します。
ハローワークで、退職後に会社都合にしてもらうにはどうすればいいですか?
離職票を会社都合にする会社側のデメリットは何ですか?
離職票で会社都合は、どこに書いてありますか?
ハローワークで自己都合から会社都合に変更できますか?
ハローワークで自己都合の異議申し立てはできますか?
ハローワークで、退職後に会社都合にしてもらうにはどうすればいいですか?
退職後にハローワークで自己都合から会社都合退職に変更する方法があります。
やり方は簡単で、会社都合退職とわかる証明書を提出するだけです。
たとえば、次のような証明書が有効です。
・長時間労働と把握できるタイムカード
・会社から退職を勧められた経緯がわかる録音やメールの文
・労働契約書
長時間労働、退職を勧められて退職した場合は会社都合退職となります。
もし、このような証明書がない場合はハローワークに相談しましょう。
離職票を会社都合にする会社側のデメリットは何ですか?
離職票を会社都合にする会社側のデメリットは、国からの助成金がもらえなくなることです。
助成金とは、民間企業の事業運営や雇用安定のために支給するお金です。
たとえば、助成金には次のようなものがあります。
- 中途採用等支援助成金
- 特定求職者雇用開発助成金
- 地域雇用開発助成金
- トライアル雇用助成金
- 労働移動支援助成金
企業が助成金をもらう条件の1つとして、6ヵ月以内に会社都合退職者がいないことが挙げられます。
このように、会社都合退職者がいると企業が助成金をもらえなくなります。
そのため、会社都合退職は企業にとって都合が悪いのです。
離職票で会社都合は、どこに書いてありますか?
離職票で会社都合が記載される場所は、離職事由の欄です。
離職表-2の右ページ「離職理由欄」から確認できます。
自己都合退職の場合、右側の「離職区分」が2C、2D、2E、3C、3D、4D(40)、4D(45)、5Eのいづれかの番号になります。
ハローワークで自己都合の異議申し立てはできますか?
本当は会社都合退職なのに、離職票で自己都合退職になっている場合、異議申し立てができます。
ハローワークに行って、離職理由の異議申し立てを行います。
たとえば、次のような質問を聞かれます。
- 退職の通知手段
- 誰から退職通知を受け取ったか
- 退職届の提出有無
- 異議申し立て理由
さらに会社就業規則や雇用契約書、退職について会社とやり取りしたメールを提出すれば、こちらの要望が通りやすくなります。
申立が受理されると、ハローワークが会社に問い合わせを行い、真偽を確かめます。
最終的にはハローワークの判断によって、決まります。
【結論】会社都合退職でも転職不利にはならない
会社都合退職でも転職不利にはなりません。
なぜなら、会社都合退職は一般的には解雇やリストラといった会社側の理由によるクビだからです。
経歴で大きなマイナス要素ではありません。
そのため、自分のスキルや経験をアピールすれば、余裕で転職できます。
実際に会社都合退職を公開しながら、私は転職活動していました。
正直に話したほうが誠意を見せられるので好評でした。
さらに、転職エージェントに良い企業を探してもらえたお陰で、年収大幅アップしてホワイト企業から内定をもらいました。
私にも次々とオファーがきた転職サイトはつぎのとおりです。
【実体験】会社都合退職から転職成功して年収240万円アップ
前の会社とうまくいかず、会社都合退職になって、不安になっていませんか?
失業保険は受けられるけど、これからどうしようと途方にくれていませんか?
私も会社から追い出されたトラウマで、最初は転職活動が全く上手くいきませんでした。
面接で落ちるたびに泣くような、豆腐メンタルでした。
でも転職エージェントからアドバイスを受けながら、転職活動を続けました。
すると、少しづつ面接のコツを掴んで、内定を取れるようになりました。
そして、年収240万円アップして、ホワイト企業に入社できました、
会社都合であっても年収大幅アップして、転職成功できるのです。
私が年収240万円アップできたのは、転職エージェントを使いまくったからです。
会社都合退職になった私にも求人が届いたおすすめの転職エージェントは、次の通りです。
ぜひ1つでも多く登録して転職有利にしましょう!
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